ロシア、ポーランド等バルト海沿岸地域は、良質琥珀が豊富に産出され、その加工技術も永い歴史と伝統に培われてきました。特に12〜13世紀頃より琥珀を専門に加工する工房が生まれ、中世以降、ロシア宮廷からヨーロッパ王宮への贈答品として用いられたと言われています。その繊細な工芸技術で作られた琥珀装飾品は、サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館、プーシキン市にあるエカテリーナ宮殿などに多く集められています。
琥珀は有機質天然素材で今は絶滅したといわれている松柏科の樹脂が化石化したもので正確には石ではありませんが、その独特の艶、暖かみのある色が根強い人気を博しています。
比重が1〜1.1と宝石の中で最も軽いため古代は海流に侵食されて海に漂い浜に打ち上げられていた(シーアンバー)と云われます。英名の”AMBER”はギリシャ語の”アンバール・・・漂うもの”が語源とされています。
したがって、宝飾アクセサリーとしては比較的大振りなものを着けていても苦になりません。
また汗に非常に強く酸化にいよる変色は極めて弱いので使用後は柔らかい布で簡単に拭く程度で保全できます。
琥珀は”幸せをもたらす石”、”太陽の石”、”人魚の涙”などと呼ばれ、喉の病気から守るということから(古代の人たちが粉にして蜂蜜に混ぜて飲んだ)、シガレットホルダーやパイプに使われ、また子供の病気を防ぐ守護符としても人気があります。
また中国でも古くから琥珀が愛され、虎が死んだのちにその魂が地中で石になったと信じられていました。琥珀の文字に「虎」がつかわれているゆえんです。
琥珀は
年代や地域により赤、黄、緑、青、黒等多種多様の色合いがありひとつひとつの石がそれぞれユニークな表情を醸し出し現代では宝飾・アクセサリーの中でもひときわ異彩な存在として世界中で愛されています。

<<お問い合わせ、お取引のご希望はこちらです>>

<<INDEX